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外壁塗装の基礎知識

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塗料の種類と特徴

安心できる塗装工事を行うためには、建物を長く維持できる機能を備えた塗料を選ぶことが大切です。
現在、数多くの塗料メーカーから数千種類にも及ぶ塗料が販売されています。当然、塗料の品質・機能にも一長一短があり、耐久年数の長い塗料や遮熱効果がある塗料、価格が安い塗料など、さまざまな塗料があります。
しかしながら、塗装の本来の目的である「建物を長く維持する」ための品質・機能を備えた塗料となると、数えるほどしかないのが現状です。
業者が提案する塗料だけでなく、いろいろな塗料を知ることで、お住まいや暮らし方に合った塗料を選びましょう。

塗料の種類と特徴

ここでは、住宅塗装で使われる塗料の種類と特徴をご紹介します。
塗料には価格が高いものから安いものまで様々ありますが、必ずしも高価なものであれば良いというわけではありません。
まずは、塗料の種類ごとの特徴を知りましょう。
 塗料の種類と特徴
アクリル樹脂系塗料
(耐用年数3~5年)
【特徴】
種類も多く、比較的安価な塗料です。ウレタン樹脂塗料などの他の塗料に比べ、汚れやすく耐久性に劣りますが、建物の耐用年数を考えず、短期間で別の色に塗り替える場合に適しています。

【デメリット】
耐久性が有効な間は防水性がありますが、外壁を保護する塗料としてはあまりおすすめできません。
アクリル樹脂系塗料<br />(耐用年数3~5年)
ウレタン樹脂系塗料 
(耐用年数5~7年)
【特徴】
数年前までは外壁の塗替え用として最も普及していた塗料です。価格は比較的安く、防汚性、施工面に優れています。止水やヒビ割れ防止の注入剤としても機能し、外壁を守る優良な塗料と言えます。

【デメリット】
耐久性が劣るので、長期的な外観維持には不向きです。
ウレタン樹脂系塗料 <br />(耐用年数5~7年)
シリコン樹脂系塗料 
(耐用年数7~10年)
【特徴】
価格と機能のバランスが良く、住宅塗装で現在もっとも多く使用されている塗料です。 安価な塗料に比べて耐久性にも優れており、カラーバリエーションも豊富です。

【デメリット】
次の塗り替え時期までの十分な耐久性がなく、建物を守り続けるのに不十分な場合もあります。
シリコン樹脂系塗料 <br />(耐用年数7~10年)
フッ素樹脂系塗料
(耐用年数10~15年)
【特徴】
一般的な塗料の中では最高グレードの塗料です。
フッ素樹脂の化学的安定性により、塗膜の寿命が非常に長いのが特徴です。ツヤ消しが可能なため、高級感のある落ち着いた意匠を行うことができます。また、塗膜表面を親水性にすることで雨筋などによる汚れを防止し、外観の美しさを保つことも特徴です。
東京スカイツリーにも使用されています。

【デメリット】
コストが高めで、塗膜も硬いものが多く、ひび割れしやすいので注意が必要です。
フッ素樹脂系塗料<br />(耐用年数10~15年)
無機塗料
(耐用年数10~15年)
【特徴】
無機であるガラスを塗料に混ぜ込み、超耐久性を実現させた塗料です。屋根など劣化が激しい部位によく使用されます。

【デメリット】
コストが高めで、塗膜も硬いものが多く、ひび割れしやすいので注意が必要です。
無機塗料<br />(耐用年数10~15年)
ピュアアクリル塗料
(耐用年数10~15年)
【特徴】
高耐久性・高弾性を持ち、防水性に非常に優れた塗料です。建物にかかる塗り替えなどの生涯コストを大幅に削減することも可能です。

【デメリット】
トータルメリットは大きいですがコストが高めです。純度の高い樹脂を使用した水性塗料のため、冬場の施工には工期がかかります。
ピュアアクリル塗料<br />(耐用年数10~15年)
光触媒塗料
(耐用年数10~15年)
【特徴】
建物に塗るだけで、太陽光や雨などの自然の力でキレイになるセルフクリーニング効果があります。また、太陽のエネルギーだけで、空気中の汚染物質を分解し、建物のまわりの空気をキレイにします。

【デメリット】
コストが高めで、光が当たらない場所では効果が薄くなります。塗膜が硬いため、モルタル壁にはおすすめできません。
光触媒塗料<br />(耐用年数10~15年)

塗装の専門店からの塗料選びアドバイス

塗料にはさまざまな種類があることをご紹介しましたが、塗料メーカーからはさらにたくさんの塗料が販売されています。 ふだん塗料になじみのない一般消費者の方には、塗料を選ぶのも一苦労ではないでしょうか。そこで、私たち塗装の専門店がおすすめする、塗料選びのアドバイスをまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

こんな塗料がおすすめです

アドバイス① 耐久性で選ぶ
耐久性が低い塗料だと、何度も塗り替えないといけなくなる可能性があります。 今のお住まいにあと何年住むのか、計画に合わせて耐久性を選ぶといいでしょう。
アドバイス② 防水性で選ぶ
塗装の本来の目的は、雨や湿気などの水分が建物内部への浸入するのを防ぐことです。 塗料自体に防水効果のあるものを選ぶと安心です。
アドバイス③ トータルコストで選ぶ
今のお住まいに長く住む計画ならコストが高くても耐久性の高い塗料を、反対に数年内に手放す計画があるならコストと耐久性のバランスで選ぶなど、1回分の塗料価格だけでなく、トータルコストで塗料を選ぶといいでしょう。
アドバイス④ 機能で選ぶ
真夏の室温を下げたいなら遮熱機能や断熱機能、屋根・外壁のカビの繁殖を抑えたいなら防カビ機能など、お住まいや暮らしの悩みを解決してくれる機能をもっている塗料を選ぶといいでしょう。
アドバイス⑤ 保証で選ぶ
塗料には、メーカーが保証をつけているものがあります。保証内容はメーカーによって異なりますが、メーカーが定める使用基準を守られている証明でもあるため、安心です。
屋根材や外壁材の種類や劣化症状によって、最適な塗料は異なります。また、塗料によって機能や耐用年数も異なり、それに応じて価格も変わります。
屋根・外壁の状態や予算などの希望に合った塗料の提案を受けるようにしましょう。