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外壁塗装の基礎知識

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外壁塗装の下地処理

外屋根・外壁塗装の必要性」で、塗装は家を守るために行うこと、また、塗装には寿命があることをお伝えしました。では、どうすれば塗装を長持ちさせることができるのでしょうか。

外壁塗装の「下地処理」とは

塗装の寿命を長持ちさせる上で重要なのは、「下地処理」と呼ばれる洗浄や補修などの作業工程です。 女性のお化粧は、どんなに高級ブランドのファンデーションを使っても、肌のお手入れが不十分ではすぐにメイクが崩れてしまいます。それと同じように、高機能・高耐久な塗料を使っても、下地処理をおろそかにしては、塗装後2~3年で汚れが目立ったり、塗装が剥がれたりする可能性があるのです。
化粧の下地
塗装の下地処理
塗装が終わってからでは下地の状態は目に見えず、きちんと下地処理が行われたかどうか見抜くことは、プロでも容易ではありません。全体の工期を短くするために、手抜き工事をされる可能性もあります。 手抜き工事をされないためにも、施主側も下地処理についての基本的な知識を知ることが大切です。
下地処理の基礎知識

知っておきたい「下地処理」の基礎知識

下地処理には外壁材や屋根材の種類、劣化状況によって様々な方法や手順があります。 ここでは、下地処理の基本的な工程について、写真を交えてわかりやすく説明します。
下地処理の基礎知識の流れ
高圧洗浄
屋根や外壁には、風雨や周囲の排気によって付着した汚れのほかに、日照の影響で発生した苔や藻、カビなどが発生している場合があります。 これらの汚れや不純物を、高圧洗浄機を使って除去していきます。この作業をしっかり行わないと、塗料の密着性が悪くなり、塗料の性能が十分に発揮されなくなってしまいます。
高圧洗浄
シーリング(コーキング)工事
シーリングは亀裂などの劣化が起こりやすく、これを放置すると雨水などが亀裂から建物内部に浸入し、構造体を腐らせる原因になるので、しっかり補修をします。 まずは、亀裂などが入って劣化してしまった古いシーリングを撤去します。
シーリング(コーキング)工事
次に、作業箇所以外を汚さないようにマスキングをしてからプライマーを塗布します。 プライマーとは素地に直接塗布する下塗材のことで、素地と塗料の密着性を高める効果があります。 ここでは、新しいシーリングが剥がれにくくするためにプライマーを刷毛で塗布します。
目地に新しいシーリング材を充填します。 その後、充填した部分をヘラでしっかり押さえ込んで均していきます。 これは単に均すだけではなく、内部に空洞ができてシーリングが剥がれないようにするためでもあります。
最後に、マスキングテープを剥がして完成です!
ひび割れ補修
外壁のひび割れ補修には、ひび割れの程度によって様々な方法があります。

写真は小さいなひび割れに対して、防水補強材を刷毛で埋め込む補修方法の様子です。補強材乾燥後にサンドペーパー等で研磨して表面状態を平滑にしてから塗装をすることで、補修跡が目立たないように仕上げます。
ひび割れ補修
ひび割れが大きい場合には、ひび割れ箇所をカッターで切って拡げ、
そこにコーキング材を充填してひび割れを埋める方法もあります。

お住まいの状況や希望に応じて、補修方法を選ぶとよいでしょう。
鉄部(バルコニーの手すりなど)のサビ補修
バルコニーの手すりや折板の金属部分など、鉄で出来ている部位にはサビが発生していることがあります。 その場合は、まずペーパーや電動工具を使って錆びている箇所を研磨し、しっかりサビを落とします。手間のかかる作業ですが、ここを丁寧に行わないとサビが再発生する可能性があります。サビを落としたあとは錆止め材を塗ります。
鉄部(バルコニーの手すりなど)のサビ補修
下地処理は、お住まいの劣化状況や塗装箇所、建材の種類によって方法や手順が様々です。 業者と契約する前には、必ず専門家に建物診断してもらい、写真や動画で状態を確認した上で、どんなメンテナンスにするかを決めていくと安心です。 また、工事が終わったあとで業者から提出される工事完了報告書の内容を、事前に確認しておくのも良いでしょう。