打合せに伺うと、ベースカラーはダークなグレー系を希望されているということでした。ブルー系のクールなニンバス、あるいは暖色系のウィザードコッパ―も木目の雰囲気に合うかもしれません、とお伝えすると、ウィザードコッパ―を気に入ってくださり、ベースからがほぼ決定しました。玄関前の囲いの部分は、「木目調だから、やはりブラウン系だよね。どれが合うかなあ」とのこと。担当の服部専務が作成したシミュレーション用の切り抜きにウィザードコッパ―の大判見本を置き、玄関部分にブラウン系の色見本を重ねていきました。木の幹の色は多様で、赤系のものもあれば青系のものもあります。白樺もありますよね、とお伝えし、玄関前をガルグレーに変えてみると、「いいね！」とご両親と息子さんの声が揃いました。外に出て板見本を確認し、2色が決定しました。 一見するとコントラストが映えるモダンな印象ですが、シャープになりすぎず、暖かな雰囲気も感じられます。 玄関周りには、息子さんのこだわりのチャコールを使用し、ご家族を迎える玄関まわりの表情を引き締めています。