ブルーまたはグリーンを希望されているとの情報をいただき、打ち合わせに伺いました。お話を聞いてみると、奥様はグリーンが好き、ご主人はブルーが好きなので、ブルーとグリーンで塗り分けたいとのことで、事前に色見本で選ばれていた色は2色とも鮮やかな色でした。大きな面積になるとより華やかになることを説明したところ、奥様の意見を優先しますとご主人がおっしゃり、グリーン系を主役にした配色を検討することになりました。ベースカラーは深みのあるカレッジグリーン、サブカラーはガルグレーに決まりました。外壁の形状から生まれる陰影によって、カレッジグリーンが深みを増して見え、ガルグレーとの対比が心地よい組み合わせです。 玄関と反対の面にある木目調のベランダは、赤み寄りのブラウン（パイオニア）を使用しました。アイビーリーグの名門大学の校舎を思わせる上品な印象です。