「外壁塗装中、職人にお茶出しをすべきかどうか」
で迷っている方は少なくないでしょう。
外壁塗装の工事中、職人にお茶出しをする必要はありません。
お茶出しをしなくても、マナー違反ということにはなりません。
また、お茶出しをしなかったからといって、施主(消費者)が何らかの不利益を被ることもありません。ご安心ください。
もちろん、外壁塗装の工事中、職人に「お茶出しをしたい」という場合には、お茶出しをしても問題ありません。
「お茶出しをしたい」という方が気になる、お茶出しのタイミング・内容については下記2章で詳しく解説しています。
さらに、下記3章では、
・お茶出し以外に職人とコミュニケーションをとる方法
についてもご紹介しています。あわせて参考にしてください。
1.外壁塗装中に職人へお茶出しをする必要はない
外壁塗装の工事中、職人にお茶出しをする必要はありません。
お茶出しをしないと、
「マナー違反になるのでは?」
「職人さんの士気が下がるのでは?」
「外壁塗装の仕上がりに影響するのでは?」
といったことを気にされる方も多いのですが、こうした心配は無用です。
時代が変わり、近年は、外壁塗装中にお茶出しをしない家庭も増えています。
お茶出しをしないからといって、マナー違反ということにはなりません。
また、きちんとした信頼のできる塗装業者の職人は、質の高い外壁塗装の提供を一番に考えています。
そんな信頼できる塗装業者の職人が、お茶出しがないことが理由で、やる気を失ったり、外壁塗装の工事品質を下げたりするようなことは、まず考えられません。
もちろん、外壁塗装中に職人へお茶出しをするのがNGというわけではありません。
外壁塗装中にお茶出しをしても/しなくても、どちらでも問題はないのです。
施主(消費者)の負担を考えて、また、コロナ禍をきっかけに、「お茶出しはご遠慮ください」と、事前にお茶出しをお断りしている塗装業者もいます。
塗装業者からこうした申し出があった場合、お茶出しをするのは控えましょう。
※外壁塗装中にお茶出しをする場合には、タイミングや内容に気をつけたいポイントがあります。詳しくは下記2章で解説しています。
2.外壁塗装中に職人へお茶出しをする方へ|お茶出しのタイミング・内容まとめ
外壁塗装中のお茶出しのタイミングや内容についてまとめてご紹介します。
「お茶出しをして、職人さんをねぎらいたい」
「外壁塗装中ずっと家に居るので、お茶出しをしないと落ち着かない」
など、外壁塗装中に職人へお茶出しをしようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
2-1.外壁塗装中のお茶出しのタイミング
「直接、職人にお茶出しをしたい」という場合は、休憩時間にお茶出しをするのがおすすめです。
※休憩時間は塗装業者によって異なりますが、よくある休憩の時間帯は、「午前10時頃」「正午頃」「午後15時頃」です。その日の作業内容・天候などによって、休憩時間が変わることもあります。
職人が休憩しているのを確認してから、お茶出しをしてください
「作業を止めて、休憩にしませんか」など、施主(消費者)のタイミングで職人に休憩を促すのは、オススメできません。
なぜならば、作業工程によっては、途中で作業の手を止められないこともあるためです。
無理に職人の作業を止めてしまうと、作業に不都合が生じるだけでなく、外壁塗装の品質に何らかよくない影響が及ぶ可能性もあります。
「お茶出しのタイミングを見計らうのは、難しそう」
「いつお茶出しをすればよいか、よくわからない」
といった場合には、決めた場所にお茶出しをしておき、職人の好きなタイミングで飲んでもらうなどの対応をすると良いでしょう。
2-2.外壁塗装中のお茶出しの内容
外壁塗装のお茶出し時に「何を出せばよいのだろうか?」と迷われる方は少なくないでしょう。
外壁塗装中のお茶出しの内容にルールや決まり等はありませんが、
お茶・水・コーヒー・スポーツ飲料などの飲み物を出される方が多いようです。
・用意するのに手間がかからない
・片付けが簡単
・残ったら持って帰ってもらえる
・感染症対策
などの理由から、近年は、ペットボトルや缶などで飲み物を用意される方が増えています。
なかには、
「夏場、冷たい状態で飲んでもらえるように、ペットボトルをクーラーボックスに入れて出す」
「冬場、あったかい飲み物を提供したくて、飲み物をポットに入れて紙コップと一緒に出す」
といった工夫をされる方もいるようです。
また、飲み物と一緒に、お菓子などの食べ物も出す場合、食べ物は、個包装されたものがオススメです。
個包装されていると、手が汚れていても食べやすく、その場で食べられない時には持ち帰ってもらうこともできます。
例)飴(あめ)、チョコレート、クッキー、まんじゅう 他
※熱中症対策になる、塩分を含んだ飴やタブレットなどもオススメです。
すぐには食べられないこともある(理由は2-1を参照)ので、アイスや生菓子(ケーキ・和菓子など)は避けた方が良いでしょう。
職人に現金(お茶代・寸志・心づけ)を渡すのはオススメできない
「お茶代として現金を渡そうと思っている」
という方もいるかもしれませんが、事実、現金を受け取ることを職人に禁止している塗装業者も少なくありません。
また、現金を渡すことで、思わぬトラブルを招いてしまうこともあるため、職人に現金を渡すのはオススメできません。
2-3.毎日お茶出しをする必要はない
「一度お茶出しをしたら、毎日お茶出しをすべきだろう」
などとお考えの方もいるのですが、そんなことはありません。
1章でもお伝えした通り、外壁塗装中にお茶出しをしても/しなくても、どちらでもOK。
無理をしてお茶出しをする必要はないのです。
たとえば…
・外壁塗装中、家に居る時だけお茶出しをする
・外壁塗装中、気が向いた時だけお茶出しをする
といった対応でも全く問題はありません。
※「外壁塗装中ずっと、必ず誰かが家に居なければならない」ということはありません。留守にしていても外壁塗装は滞りなく進捗します。詳しくは下記記事で解説しています。
3.お茶出し以外に!外壁塗装中に職人とコミュニケーションをとる方法
お茶出し以外にも、職人とコミュニケーションをとる方法はあります。
「お茶出し以外のタイミングで、職人とコミュニケーションがとれる?」
「お茶出しをしないで、職人に気になること・疑問に思うことを聞くことはできる?」
などの疑問や不安のある方は、ぜひ参考にしてください。
3-1.その日の作業前・作業後のタイミングを活用する
施主(消費者)が家に居る場合、多くの職人が、
「今から作業をはじめます」
「本日の作業は終了しました」
などと、作業に入る前・作業終了後に施主に声をかけます。
気になること・疑問に思うことなどがある場合には、このタイミングで職人に尋ねることができます。
このタイミングに、職人にねぎらいの言葉・お礼などを伝えるのも良いでしょう。
3-2.気になることがある場合には、職人に声をかけても問題なし
外壁塗装について気になること・疑問に思うことがある場合には、もちろん、職人に声をかけても問題ありません。
「職人に声をかけてもいいのだろうか…」
「なんとなく職人には話しかけづらい」
などと思われる方もいるのですが、きちんとした信頼のできる塗装業者の職人であれば、施主(消費者)の問いかけに真摯に対応してくれるはずです。
※2-1でもお伝えした通り、作業工程によっては途中で作業の手を止められないこともあるため、作業中に声をかけた場合には「少し待ってください」などと言われる可能性はあります。
3-3.塗装業者のツールを活用するのもあり
塗装業者によっては、職人と施主(消費者)とのコミュニケーションツールを用意している場合もあります。
こうしたコミュニケーションツールを活用して、職人とコミュニケーションをとるのもおすすめです。
本サイトを運営しているプロタイムズの塗装店では、「塗り替え交換日記」というコミュニケーションツールを用意しています。
※一部、塗り替え交換日記を実施していないプロタイムズ塗装店もあります。
プロタイムズのオリジナルサービス「塗り替え交換日記」
塗り替え交換日記
職人と施主(消費者)が「塗り替え交換日記」を使ってやりとりをします。
職人は、その日の作業終了後、
・その日の作業内容
・お知らせ
などを「塗り替え交換日記」に書いて施主にお渡しします。
※施主が不在の場合は、ポストに投函します。
施主(消費者)は、職人が書いた内容を確認します。
また、職人に向けて、
・気になること、疑問に思うこと
・ねぎらいの言葉やお礼
などを「塗り替え交換日記」に書くことができます。
※「塗り替え交換日記」に“気になること・疑問に思うこと”などを書いた場合、「塗り替え交換日記」を通じて、もしくは口頭で、職人が回答します。
まとめ
外壁塗装中、職人にお茶出しをする必要はありません。
お茶出しをしないからといって、マナー違反ということにはなりません。
また、お茶出しがないことが理由で、職人がやる気を失ったり、外壁塗装の工事品質を下げたりするようなことは、まず考えられません。
もちろん、「お茶出しをしたい」という場合は、お茶出しをしても問題ありません。
お茶出しのタイミング・内容などについて、上記2章でまとめております。
さらに、この記事では、お茶出し以外に職人とコミュニケーションをとる方法についてもご紹介しています。あわせて、ぜひ、参考にしてください。