2023年外壁塗装の助成金

外壁塗装工事・屋根塗装工事の費用相場は100~150万円程度と、ご家庭にとって大きな買い物になります。

そんな塗装工事をお得にする方法として、「塗装工事の助成金があるってほんと?」「うちの地域でも助成金がもらえるの?」など疑問をお持ちの方は多いのではないのでしょうか。

今回は、
・塗装工事がお得になる助成金・補助金制度とは?
・各自治体で実施している助成金制度を一部ご紹介!
・申請手順・申請期限・交付条件とは?
・断熱塗料・遮熱塗料が助成金の対象になる!?
・助成金をもらうコツを伝授!
など市区町村や都道府県などの自治体が用意している助成金・補助金制度の一部事例を紹介しながら助成金・補助金の交付条件や申請手順について解説しています。

ぜひ、お住まいの地域の助成金・補助金制度を活用してみてください!

 

石橋:外壁・屋根の塗装工事だたいくらかかるか費用相場、覚えてらっしゃいますか。

中上:大体150万円ぐらい?

石橋:2階建ての一般的な住宅だと大体100万~150万でしたね。

中上:その範囲でしたね!

石橋:塗装工事はかなり大きな買い物ですね。実は、そんな外壁塗装をお得にできるおすすめの方法があるんです!

中上:そんな方法があるんですか?

石橋:それが助成金の制度です。

中上:塗装工事の助成金制度!?

石橋:今回は、塗装工事の助成金について詳しく勉強していきましょう。

中上:そんなにお得になるなら絶対知りたいですよね。

石橋:そもそも助成金というのは、一定の条件を満たすことで自治体から支給されるお金のことです。
実は、外壁塗装をする場合でも、ある条件を満たせば助成金をもらうことができます。

中上:それは助かります。

石橋:しかも、助成金は基本的に返済しなくていいんです。

石橋:少しでもお得に工事をしたい方にぜひともご活用いただきたい制度ですが、交付条件がありますので、該当しない場合は当然助成金もらえません。
その辺をしっかり勉強していきましょう。

中上:外壁塗装で助成金が使えるんだったら活用しないとですね。

石橋:どんな助成金があるか具体的な例を見て勉強していきましょう。
例えば、東京都の足立区の場合「省エネリフォーム補助金」というものがあります。

対象工事は、遮熱塗装のリフォームが条件で、近赤外線領域における「日射反射率が50%以上の塗料で塗装する」と助成金が出ます。

中上:遮熱塗料だったらいいってことですね。結果的に省エネにつながるからってことですね。

石橋:交付金額は、補助対象経費の3分の1に相当する金額で、5万円が上限となっています。

中上:ほんとにありがたい話ですね。

 

石橋:また、大阪府の豊中市の事例もあります。3世代同居支援住宅リフォーム補助金というものです。

石橋:豊中市外に住んでいる子育て世代が、 豊中市内に住む親世代と同居するためのリフォームの費用を一部補助するという内容です。

中上:豊中市外から子育て世代が豊中市内に移り住むと塗装の助成金が出るってことですね。

石橋:対象工事は、屋根塗装工事、外壁塗装工事で、交付金額は1戸当たり最大25万円。

中上:大きいですね。25万円。

石橋:ただし、交付金額は10万円以上の工事で、さらに補助対象経費の3分の1が上限となってます。

中上:子育て世代を応援する意味も含まれているんですね。

石橋:このように自治体によって、多くの種類の助成金制度があります。

中上:こういう制度があること自体、全く知らなかったです。

 

石橋:助成金を交付されるまでには、このような工程で進むことになります。
確実に助成金をもらうためには、いくつかポイントがありますので、しっかり抑えていきましょう。

石橋:ポイント①「自治体が定める気監修に申請する」
年に1回だったり、半年に1回、4月から12月までの間など、申請期間は自治体によっていろんなパターンがありますので、その期限内に申請すること。

中上:お住まいの地域によって、申請期間が違うってことですね。

石橋:ポイント②「提出が必要な書類をすべて準備」
住民票や、申請書、工事の見積書など提出に必要な書類がありますので、漏れなくチェックをして準備をしてください。

石橋:ポイント③「塗装を行う前に申請を行う」
塗装工事を行った後では、助成金の申請ができません。

中上:前もって事前申請が必要ってことですね。申請はどれくらいのタイミングで?

石橋:塗装工事のご契約をした際に、そこから塗装工事までは大体3週間から1カ月空くことが多いので、その間に申請をするような流れです。
塗装を検討し始めたタイミングで、余裕を持って調査して申請することをおすすめします。

 

石橋:助成金について石橋からワンポイントアドバイス!
遮熱塗料、断熱塗料は助成金の対象になるケースがあります。

遮熱塗料は、太陽光の近赤外線を反射する塗料で、室内の温度上昇を抑えることできる塗料です。
断熱塗料は、熱を伝えにくくする塗料で、夏場の温度上昇を抑えて、冬場は暖かさを維持できます。

環境に配慮した塗装という観点で、省エネ対策に有効な塗料と言えるため、遮熱塗料、断熱塗料が対象となるケースがあります。

 

石橋:塗装工事の助成金について悩んだら、塗装会社にご相談をしてください。
助成金申請の仕方や、どの塗料なら申請に有利になるかなど助成金・補助金の情報について詳しく知っている場合あります。

 

石橋:助成金をもらうための情報収集として、お住まいの地域の助成金・補助金制度をまずはしっかり調べましょう。
検索エンジンで、「●●市 住宅リフォーム 補助金」「●●市 助成金」などのキーワードで検索をしてみてください。

中上:そのキーワードで調べると情報が出てくるんですね。

石橋:また、「支援検索ポータルサイト」というものがあります。
各市町村や都道府県の助成金・補助金がまとまって掲載されているサイトです。ぜひ活用してみてください。

注意してほしいポイントとして、検索エンジンやポータルサイトで、情報を見るのはいいんですけど、最後は必ず該当する「自治体のウェブのページを見る」ようにしてください。

中上:それはなぜですか?

石橋:公的な機関の情報でない場合、情報が古かったりして、正確な情報ではない可能性があります。

中上:今、最新の情報が必要ですもんね。

石橋:ご不明点がある方は、直接、自治体の問い合わせ窓口などに聞いてみるのもいいかと思います。

中上:直接、話を聞いたら間違いないですもんね。

 

まとめ

石橋:助成金・補助金は、塗装工事をする際に自治体からお金が交付される制度です。
自治体によって交付条件・申請時期が、異なりますので注意が必要です。

塗装工事に助成金・補助金を活用されたい方は、まず塗装工事を検討するタイミングで、自治体の助成金・補助金情報をチェックしてください。実際の塗装工事が始まる前までに申請手続きが必要です。

本格的に進める場合は、見積もりをもらう段階で塗装会社に助成金・補助金についても相談をするといいでしょう。

中上:少しでも安く、お得に塗装工事を行うためにも今日教えていただいた助成金・補助金制度について正しい知識を身に付けておきたいですね。
石橋さん、ありがとうございました。