「もしかすると、我が家は外壁塗装をするには手遅れ?」
「塗装会社に“手遅れで外壁塗装はできない”と言われたが、それは本当?」
などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。
実際に、外壁塗装によるメンテナンスが必要な時期に、外壁塗装をせずに放置し続けると、“外壁塗装をするには手遅れ”という状態になってしまうことがあります。
外壁塗装をするには手遅れという状態になってしまった場合には、外壁塗装以外の方法でメンテナンスをすることになります。
※このあたり詳しくは、下記1章で解説します。
下記2章では、
「外壁塗装をするには手遅れかどうか」を見極める方法
についても詳しく解説します。
「我が家は、もう外壁塗装をするには手遅れ?まだ間に合う?」
などの疑問をお持ちの方は、あわせて、ぜひ参考にしてください。
1.外壁塗装をするには手遅れということはある?手遅れの場合はどうすれば?
1-1.実際に“外壁塗装をするには手遅れ”ということはある
実際に、“外壁塗装をするには手遅れ”ということはあります。
外壁塗装によるメンテナンスが必要な時期に、外壁塗装をせずに放置し続けると、
・外壁の劣化が大きく進行する
・外壁の内部にまで劣化が進行する
などして、“もはや外壁塗装では十分なメンテナンスができない状態=外壁塗装をするには手遅れの状態”となることがあります。
※“外壁塗装をするには手遅れの状態”について詳しくは、下記2章で解説します。
▼外壁を長持ちさせるため・家を長く維持するためには、必要なタイミングに外壁塗装によるメンテナンスをする必要があります。
1-2.外壁塗装をするには手遅れの場合はどうすれば?対処法はある?
外壁塗装をするには手遅れの状態となってしまった場合、
・カバー工法(重ね張り)
・張り替え
などの外壁塗装以外の方法で、外壁の(場合によっては外壁の内部の)メンテナンスをすることになります。
カバー工法(重ね張り) | 張り替え ※既存の外壁材を取り除くため、外壁材の下の断熱材などの補修もできる |
※モルタル外壁は「張り替え」ができませんが、既存のモルタルを取り除き、新たにモルタルを施工し直すというメンテナンス方法があります(既存のモルタルを取り除くため、モルタルの下の断熱材などの補修も可能)。
一般的に、外壁塗装と比べると、カバー工法(重ね張り)や張り替えには、より高額な費用がかかります。
外壁塗装の費用相場 | 80万円~ |
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カバー工法(重ね張り)の費用相場 | 150万円~ |
張り替えの費用相場 | 200万円~ |
※上記はあくまで費用相場です。
※実際の費用は、外壁の広さ・劣化の進行具合・使用する材料(塗料製品・外壁材等)・依頼する会社等によって異なります。場合によっては、実際の費用が上記と大きく異なることもあります。
※外壁とあわせて、屋根や付帯部(雨樋・軒天・幕板 ほか)のメンテナンスをする場合には、+αで屋根や付帯部のメンテナンス費用がかかります。
“外壁塗装をするには手遅れの状態”を放置し続けると、住まいの躯体が腐食する・住まいの寿命が縮んでしまうといった最悪の事態を引き起こす可能性もあります。
そのため、“外壁塗装をするには手遅れの状態”となっている場合には、早々にカバー工法(重ね張り)や張り替えなどのメンテナンスをすることを強くオススメします。
2.「外壁塗装をするには手遅れかどうか」を見極める方法
「我が家は、もう外壁塗装をするには手遅れ?まだ間に合う?」
などの疑問をお持ちの方も多いのでは。
この章では、
“外壁塗装をするには手遅れかどうか”を見極める具体的な方法をご紹介します。
2-1.外壁や外壁内部に生じている劣化症状で見極められる
“外壁塗装をするには手遅れかどうか”は、外壁や外壁の内部に生じている劣化症状を確認して見極めるのが一般的です。
外壁や外壁の内部に下記のような劣化症状がみられる場合には、外壁塗装をするには手遅れの可能性があります。
外壁がもろくなっている |
外壁が大きく欠けている(欠損) |
外壁の下にある断熱材まで傷んでいる |
※外壁の劣化が大きく進行すると、外壁や外壁の内部に上記のような劣化症状がみられるようになります。
※外壁の欠けが部分的な場合には、“部分的な張り替え”等でメンテナンスすることもあります。
※外壁塗装をするには手遅れの場合、カバー工法(重ね張り)や張り替えなどの方法でメンテナンスをすることになります(※1-2を参照)。
[参考]築30年の住まいは、外壁塗装をするにはもう手遅れ?
「築30年・築40年などの住まいは、外壁塗装をするにはもう手遅れ?」
といった疑問をお持ちの方も多いのでは。
一般的に外壁塗装によるメンテナンスが必要となる時期は、築10年前後と言われています。
そのため、築30年や築40年、それ以上の築年数が経過していると、外壁塗装をするにはもう手遅れの状態になっている可能性は十分あります。
ただし、劣化の進行スピード等は、外壁の種類(製品によって耐候性は異なります)・住まいの環境など、様々な要因によって異なるため、場合によっては、(築30年や築40年、それ以上の築年数が経過していても)まだ外壁塗装でメンテナンスができる状態の可能性もあります。
※“外壁塗装をするには手遅れかどうか”は、あくまで外壁や外壁の内部に生じている劣化症状を見て判断することになります。
2-2.最終的にはプロに見極めてもらうのが賢明
2-1でお伝えした通り、外壁や外壁の内部に生じている劣化症状を確認することで、“外壁塗装をするには手遅れかどうか”を見極めることができます。
しかしながら、実際のところ、専門的な知識のない一般の方が、自身で外壁や外壁の内部を確認して正確に見極めるのは難しいでしょう。
そのため、“外壁塗装をするには手遅れかどうか”の見極めは、2-1も参考に自身でもチェックしつつ、最終的には塗装会社などのプロにお任せするのが賢明です。
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プロタイムズの建物診断を受けると、
・外壁塗装をするには手遅れかどうか
(外壁塗装でメンテナンスができるのか、カバー工法や張り替えでのメンテナンスが必要か)
・外壁や外壁の内部などの劣化の進行具合(どのぐらい深刻な状態なのか)
・外壁塗装・カバー工法・張り替え等のメンテナンスにかかる費用(見積額)
などがわかります。
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まとめ
外壁塗装によるメンテナンスが必要な時期に、外壁塗装をせずに放置し続けると、“外壁塗装をするには手遅れ”という状態になってしまうことがあります。
外壁塗装をするには手遅れの状態となってしまった場合には、より高額な費用をかけて、
・カバー工法(重ね張り)
・張り替え
などの方法でメンテナンスをすることになります。
“外壁塗装をするには手遅れかどうか”は外壁や外壁の内部の劣化症状を確認して見極めるのが一般的です。
外壁や外壁の内部の劣化症状を確認して見極めるといったことは自身では難しいため、最終的には塗装会社などのプロに依頼をして見極めてもらうのが賢明です。