「屋根塗装の工事は、どんな流れで進むのか」
「屋根塗装では、具体的にどんな工事が行なわれるのか」
などが気になっている方は少なくないでしょう。
屋根塗装の工事は、「近隣挨拶」「現場確認」などからはじまり、「足場の設置」「洗浄」「下地調整」「養生」などを行なった後、「塗装」を実施。その後、「完了検査」「足場の解体」などを行なうのが一般的な流れです。
屋根塗装の工事の流れ・各工事の内容について詳しくは1章&2章で解説します。
さらに、3章では「屋根塗装を安心して見守る&工事中も快適に生活するために押さえておきたい知識」についてもまとめてご紹介します。
1.屋根塗装の流れ
屋根塗装の工事は、多くの場合、下記の流れで行なわれます。
●屋根塗装の流れ
屋根塗装の流れ | 各工事にかかる日数の目安 |
---|---|
▼①近隣挨拶 | 1日 ※1~2時間ほど |
▼②現場確認 | 1日 ※1時間ほど |
▼③足場の設置 | 1日 |
▼④洗浄(高圧洗浄) | 1日 |
▼⑤下地調整(下地処理) | 1日 |
▼⑥養生 | 1日 |
▼⑦塗装(下塗り) | 2~3日 |
▼⑧塗装(中塗り・上塗り) | |
▼⑨完了検査 | 1日 ※1時間ほど |
▼⑩足場の解体 | 1日 |
工事完了&引き渡し |
※屋根の劣化の症状や進行具合などによっては、屋根塗装の流れが上記と異なる場合もあります。
※「近隣挨拶」と「現場確認」は同日に行なうこともあります。また、「近隣挨拶」の前に、「現場確認」をすることもあります。一般的に「近隣挨拶」や「現場確認」は、足場設置の約1週間前~前日の間に行ないます。
※天候、屋根の面積(屋根の広さ)、屋根の劣化の症状や進行具合などによっては、各工事にかかる日数が上記と異なる場合もあります。
※多くの場合、日曜日は塗装工事が休みとなります。
[参考]屋根塗装には、どのくらいの期間(日数)がかかる?
戸建ての屋根塗装の工事にかかる期間(日数)は、
・10~14日前後
が目安です。
ただし、上記の期間(日数)は、あくまで目安です。
天候、屋根の面積(屋根の広さ)、屋根の劣化の症状や進行具合など、様々な要因によって、屋根塗装の工事にかかる期間(日数)は変動します。
2.屋根塗装の流れを詳しく知りたい方へ|屋根塗装の各工事内容を徹底解説
この章では、屋根塗装の各工事の内容について、プロが詳しく解説します。
「屋根塗装の流れについて詳しく知りたい」
「屋根塗装では、具体的にどんな工事をするのか知りたい」
といった方は、ぜひ参考にしてください。
2-1.▼①近隣挨拶
一般的に、屋根塗装の着工前に「近隣挨拶」を行ないます。
近隣挨拶では、近隣のお宅に伺い、
・屋根塗装をすること
・(屋根塗装をする塗装業者の)社名・連絡先
・屋根塗装の工事日程
などを伝えます。
また、屋根塗装の工事中に音・ニオイなどが生じることで、ご迷惑をおかけしてしまうかもしれないことについて断りを入れます。
※屋根塗装の工事中、塗装業者・足場業者の出入りや足場設置・解体の音などに、騒々しく感じる近隣の方もいます。また、塗料のニオイが近隣にまで及んでしまうこともあります(※3-3を参照)。
近隣の方々の心証を考えると、塗装業者に任せきりにするのではなく、施主(消費者)も塗装業者と一緒に近隣挨拶に行くのがオススメです。
※一般的に「近隣挨拶」は、足場設置の約1週間前~前日の間に行ないます。
※「近隣挨拶」と「現場確認」は同日に行なうこともあります。また、「近隣挨拶」の前に、「現場確認」をすることもあります。
2-2.▼②現場確認
足場を設置する前に、「現場確認」を行ないます。
★一般的に「現場確認」には、施主(消費者)に立ち会いが求められます。
屋根塗装の現場確認では、
・屋根の劣化箇所・劣化状況
(契約前の診断時にも、屋根の劣化箇所・劣化状況を確認しますが、現場確認時にも再度確認します。)
・足場設置や屋根塗装の作業時に妨げになりそうなモノはないか
などを確認します。
※足場設置や屋根塗装の作業時に妨げになりそうなモノがあった場合
施主(消費者)に確認をして、動かしても問題ないモノについては、作業の妨げにならない場所に動かすことになります。
“動かせない大切なモノ(植物や置物など)”がある場合には、現場確認のタイミングで塗装業者に伝えておくと、気をつけて作業をしてもらえるため安心です。
※一般的に「現場確認」は、足場設置の約1週間前~前日の間に行ないます。
※「近隣挨拶」と「現場確認」は同日に行なうこともあります。また、「近隣挨拶」の前に、「現場確認」をすることもあります。
2-3.▼③足場の設置
屋根塗装時には、屋根と外壁に足場を設置します。
※“屋根だけ”を塗装する場合も、外壁に足場を設置する必要があります。
多くの場合、足場の設置時には、塗装業者だけでなく足場業者も現場に出入りします。
※足場の設置は、塗装業者が足場業者に委託する(依頼する)ケースが少なくありません。
足場の設置時には、大きな音がします。
※足場の設置時には金属製のパーツを固定する音がします。
「大きな音がすると、それだけでストレスになりそう」といった心配のある方は、足場の設置時には外出をする、耳栓などを用意しておくなどの対策を考えておくと良いでしょう。
2-4.▼④洗浄(高圧洗浄)
屋根塗装の洗浄では、
・屋根に付着した汚れ・コケ
・劣化の進行した旧塗膜(はがれかけた旧塗膜 等)
などを“高圧洗浄機”という機械を使って洗い流します。
洗浄中に窓・ドアなどが開いていると、そこから洗浄水が室内に入り込んでしまう恐れがあります。
洗浄中は窓やドアなどを開けないように注意してください。
屋根塗装に「洗浄」は絶対に必要です。
仮に洗浄をしなければ、屋根塗装がキレイに仕上がらないだけでなく、屋根塗装が早々にダメになるなどのリスクが生じます。
このあたり詳しくは、下記記事で解説しています。
2-5.▼⑤下地調整(下地処理)
塗装(下塗り・中塗り・上塗り)ができる状態に屋根材を補修・調整する「下地調整」を行ないます。
※下地調整のことを「下地処理」「下地補修」などと言うこともあります。
必要な下地調整は、屋根材の種類、屋根の劣化症状や進行具合などによって異なります。
例)
・ひび割れ処理
・(洗浄では落としきれなかった)旧塗膜やサビの除去
・釘の処理
・部材交換 ほか
※屋根塗装の下地調整にかかる日数の目安は1日(1章を参照)ですが、「劣化箇所が多数ある」「劣化が大きく進行している」などの場合、2日以上の日数がかかることもあります。
2-6.▼⑥養生
塗装(下塗り・中塗り・上塗り)前に、塗装しない箇所に塗料が付かないように、塗装しない箇所を養生シート等で覆う「養生」をします。
屋根だけを塗装する場合も、外壁等に塗料が飛散・付着しないように養生をします。
※屋根だけを塗装する場合、基本的に屋根の周りを養生して、外壁・開口部(窓やドア)などに塗料が飛散・付着しないようにします。
※吹き付け塗装(エアレススプレー・万能ガンなどの吹き付け機械を使って霧状にした塗料を、吹き付けて塗装する方法)をする場合、塗料が飛散しやすいため、外壁・外壁の開口部(窓やドアなど)・エアコンの室外機などを、それぞれ養生することもあります。
※屋根に窓がある場合、窓箇所も養生します。
2-7.▼⑦塗装|下塗り
塗装の工程(下塗り・中塗り・上塗り)では、はじめに下塗り塗料を塗装する「下塗り」を行ないます。
塗装(下塗り・中塗り・上塗り)の工程時には、塗料のニオイがすることがあります。
※塗装中のニオイについて詳しくは、下記3-3で解説しています。
屋根塗装の「下塗り」には、“屋根材と上塗り塗料を密着させる”などの役割があります。詳しくは、下記記事で解説しています。
2-8.▼⑧塗装|中塗り・上塗り
「下塗り」後、「中塗り」⇒「上塗り」の順で上塗り塗料を塗り重ねていきます。
※多くの場合、中塗り・上塗りには“同じ上塗り塗料”を塗装します。
※下塗り塗装後、中塗り塗装後には、一定の乾燥時間を置く必要があります【下塗り⇒[乾燥時間]⇒中塗り⇒[乾燥時間]⇒上塗り】。必要な乾燥時間は、塗料製品によって異なります。
中塗り・上塗りは仕上げの工程のため、よりキレイな見た目にもこだわって、塗り上げていきます。
塗装(下塗り・中塗り・上塗り)の工程時には、塗料のニオイがすることがあります。
※塗装中のニオイについて詳しくは、下記3-3で解説しています。
▼スレート屋根の場合のみ|塗装後に縁切りを行ないます。
お住まいの屋根材が「スレート屋根(カラーベスト・コロニアル 等)」の場合、塗装(中塗り・上塗り)後、塗料が乾燥してからスレートの重なり部分を切る「縁切り」と呼ばれる工事を行ないます。
※タスペーサーを使って縁切りをする場合、塗装(下塗り)後に、縁切りの工事を行ないます。
スレート屋根の「縁切り」について詳しくは、下記記事で解説しています。
2-9.▼⑨完了検査
屋根塗装が仕上がったら、足場を解体する前に、
☑ 屋根塗装の仕上がりに問題がないか
☑ 塗り残し箇所がないか
☑ 養生のはがし忘れ箇所がないか
☑ 塗料が飛散するなどして汚れている箇所がないか
などを確認する「完了検査」を行ないます。
完了検査は、屋根塗装の最終確認をする場です。
★一般的に「完了検査」には、施主(消費者)に立ち会いが求められます。
施主(消費者)は足場にあがることができないため、地面・窓・ベランダ等から見える範囲で確認をします。
「屋根塗装の仕上がりがよく見えない、もっとしっかり確認したい」という場合は、塗装業者に、該当箇所の写真や動画を撮ってもらうと良いでしょう。
屋根塗装の完了検査時に気になる箇所などを見つけた場合は、その場で塗装業者に伝えてください。
※手直し等が必要であれば、完了検査後すぐに対応してもらえるはずです。
足場解体後は、屋根塗装の手直し等のハードルはかなり高くなります。
※完了検査が終わると、早々に足場を解体する流れとなります。足場解体後は、高所作業を伴う対応は難しくなります。
そのため、完了検査にはできるだけ立ち会って、気になる箇所等あれば完了検査時に伝えるのが賢明です。
2-10.▼⑩足場の解体
完了検査後、早々に足場を解体します。
多くの場合、足場の解体時には、塗装業者だけでなく足場業者も現場に出入りします。
※足場の解体は、塗装業者が足場業者に委託する(依頼する)ケースが少なくありません。
足場の解体時には、大きな音がします。
※足場の解体時には金属製のパーツを外す音がします。
「大きな音がすると、それだけでストレスになりそう」といった心配のある方は、足場の解体時には外出をする、耳栓などを用意しておくなどの対策を考えておくと良いでしょう。
足場の解体後、塗装業者が道具等を片付けて、屋根塗装の工事はすべて完了となります。
※屋根塗装の工事完了後、屋根塗装の「保証書」等が発行される場合は忘れずに受け取りましょう。
2-11.▼⑪[補足]定期点検
塗装業者によっては、屋根塗装の工事完了から数年後に「定期点検」を実施しています。
※定期点検のアリ/ナシ、タイミングなどは塗装業者によって異なります。
一般的に、定期点検では、
☑ 屋根塗装に不具合が生じていないか
☑ 屋根塗装の劣化の症状や進行具合
など、屋根塗装時の工事箇所を中心に確認をします。
「点検を受ける必要はないのでは?」「面倒…」などと思われるかもしれませんが、定期点検は受けることをオススメします。
▽定期点検を受けるメリット
定期検査で、屋根塗装の工事に何等かの不備があったことが原因で生じた不具合等が見つかれば、基本的に無料で補修してもらえます。
また、定期点検を受けると、劣化症状の発生有無・進行具合などもわかるため、
・この先、どのぐらいのタイミングで塗装工事(その他の補修工事も含む)が必要となるか、計画的に屋根のメンテナンスを検討できる
・「発生している劣化症状に気づかず放置し続けてしまった結果、劣化が大きく進行してしまい、補修するのに膨大な費用がかかることに…」といった事態を防げる
といったメリットも。
2-12.[参考]「屋根塗装+外壁塗装」の流れ
「屋根塗装」と「外壁塗装」を同時にする場合は、下記の流れで工事が行なわれます。
●「屋根塗装+外壁塗装」の流れ
屋根塗装+外壁塗装の流れ | 各工事にかかる日数の目安 | |
---|---|---|
▼近隣挨拶 | 1日 ※1~2時間ほど | |
▼現場確認 | 1日 ※1時間ほど | |
▼足場の設置 | 1日 | |
▼洗浄(高圧洗浄) | ▽屋根|洗浄 | 1日 |
▽外壁|洗浄 | ||
▼下地調整(下地処理) | 1~2日 | |
▼養生 | 1日 | |
▼塗装(下塗り) | ▽屋根|下塗り | 3~6日 |
▽外壁|下塗り | ||
▼塗装(中塗り・上塗り) | ▽屋根|中塗り・上塗り | |
▽外壁|中塗り&上塗り | ||
▼完了検査 | 1日 ※1時間ほど | |
▼足場の解体 | 1日 | |
工事完了&引き渡し |
※屋根・外壁の劣化の症状や進行具合等によっては、屋根塗装+外壁塗装の流れが上記と異なる場合もあります。
※付帯部(雨樋・軒天等)などの塗装をする場合は、上記+αの日数がかかります。
※多くの場合、日曜日は塗装工事が休みとなります。
▼屋根塗装と外壁塗装を同時にすると、費用面や労力・時間などの面で大きなメリットがあります。詳しくは、下記記事をチェックしてみてください。
3.屋根塗装を安心して見守る&工事中も快適に生活するために!押さえておきたい知識まとめ
3-1.屋根塗装の工事スケジュールを確認する方法
屋根塗装の大まかな流れだけでなく、
「何日に何の工事をするのか、具体的な屋根塗装の工事スケジュールまで把握しておきたい」
という方もいるでしょう。
多くの塗装業者が工事前に、具体的な屋根塗装の工事スケジュール(何月何日に、何の工事をするのか)を記載した「工事工程表」を作成します。
この「工事工程表」を見れば、具体的な屋根塗装の工事スケジュールを確認できます。
工事工程表
ただし、工事工程表に記載しているスケジュールは、あくまで予定です。
天候・屋根の劣化症状や進行具合などによって、屋根塗装の工事スケジュールが前後することもあります。
「常に最新の工事スケジュールを把握したい」という場合には、工事工程表に記載された工事スケジュールに変更が生じた時にはその旨を伝えてもらえるように、塗装業者にお願いしておくと良いでしょう。
3-2.屋根塗装中、窓を開けられないタイミングあり/エアコンは使用できる
屋根塗装の工事中、窓を開けられないタイミングがあります。
エアコンは、屋根塗装の工事中も、いつも通り使用できます。
■窓を開けられないタイミング/開けられるタイミング
屋根塗装の洗浄時には窓を開けることはできません。
※洗浄水が入り込まないように、洗浄前に、窓やドアなどの開口部はすべて閉めます。
屋根塗装の塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り)時は、窓を開けられないわけではありませんが、開けるのはオススメしません。
塗料のニオイが室内に入り込まないよう、塗料を使用している塗装工程時は、窓を閉めておくのが良いでしょう。
※吹き付け塗装(エアレススプレー・万能ガンなどの吹き付け機械を使って霧状にした塗料を、吹き付けて塗装する方法)をする場合、塗料が飛散しやすいため、窓を開けることができない可能性があります。
基本的に、上記以外のタイミング(上記以外の工事内容時)には、窓を開けることができます。
■エアコンはいつも通り使用できる
屋根塗装の工事中、エアコンはいつも通り使用できます。
「屋根塗装の工事中もエアコンを使用したい」という場合は、念のため塗装業者に使用したい旨を伝えておくと安心です。
なぜならば、屋根塗装だけをする場合にも、まれにエアコンの室外機を養生することがあるためです。
※エアコンを使用する場合は、通常とは異なる方法で室外機を養生する必要があります。
塗装時のエアコン使用について詳しくは、下記記事を参考にしてください。
3-3.屋根塗装中に塗料のニオイが気になる可能性はある
屋根塗装の塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り)では、塗料を使用するため、塗料のニオイが気になってしまう可能性があります。
屋根は、室内からは一定の距離があるため「さほどニオイは気にならない」という方もいますが、一定数「ニオイが非常に気になる」という方もいます。
「塗料のニオイが気になりそう…」という場合は、
塗料を室内に入れないように、塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り)の期間中は、窓やドアなどの開口部を開けないようにしてください。
その他、下記の対策も有効です。
・塗料を使用する工事期間中(下塗り・中塗り・上塗り)、できるだけ家に居ないようにする
・水性塗料を使用する
※屋根塗装用の塗料の多くが「溶剤系塗料(ニオイが強い)」ですが、一部、「水性塗料(ニオイが弱い)」もあります。
※屋根の種類、屋根の劣化症状・劣化の進行具合等によっては、「水性塗料」を選べない場合もあります。
3-4.基本的に、屋根塗装中は洗濯物を外に干せない
以下のような理由で、基本的に、屋根塗装の工事中は洗濯物を外に干すことができません。
・洗濯物が洗浄水や塗料などで汚れてしまう
・洗濯物に塗料などのニオイがついてしまう
・屋根塗装の作業の邪魔になる ほか
そのため、「いつも外に洗濯物を干している」という方は、屋根塗装の工事中、
・室内干しをする
・コインランドリーを使う
・(設備がある場合)洗濯機の乾燥機能/浴室乾燥機を使う
などの対応をする必要があります。
現在、「屋根塗装の工事がはじまる前」という場合は、
いざ屋根塗装の工事がはじまってから「洗濯物をどうしよう…!」といった事態にならないよう、事前に“屋根塗装中、洗濯物をどうするか”検討しておくことをオススメします。
※場合によっては、屋根塗装中も外に洗濯物を干せるタイミングがあることもあります。詳しくは、下記記事で解説しています。
3-5.屋根塗装中に留守にしても問題なし(家に居る必要があるタイミングは2回だけ)
屋根塗装の工事中ずっと家に居る必要はありません。
屋根塗装は家の外で行なう工事のため、誰も家に居なくても、滞りなく進行します。
ただし、一般的に、下記のタイミングには施主(消費者)の立ち会いが求められるため、誰かが家に居る必要があります。
・現場確認(※2-2)
・完了検査(※2-9)
まとめ
屋根塗装の工事は、多くの場合、下記の流れで行なわれます。
▼①近隣挨拶
▼②現場確認
▼③足場の設置
▼④洗浄(高圧洗浄)
▼⑤下地調整(下地処理)
▼⑥養生
▼⑦塗装(下塗り)
▼⑧塗装(中塗り・上塗り)
▼⑨完了検査
▼⑩足場の解体
工事完了&引き渡し
ただし、屋根の劣化の症状や進行具合などによっては、屋根塗装の流れが上記と異なる場合もあります。
各工事の内容について詳しくは、上記2章で解説しています。
この記事では、その他、
・屋根塗装の工事にかかる日数
・屋根塗装を安心して見守るため&屋根塗装の工事期間中も快適に過ごすために押さえておきたい知識
など、屋根塗装をするうえで気になる情報についても、まとめてご紹介しています。